メッセージを送信する
お客様のアカウントに関連付けられているAbsolute 製品ライセンスに応じて、メッセージ機能が利用できない場合があります。
メッセージ機能を使用して、以下のタイプの画面上のメッセージをデバイスに送信することができます。
- 情報: デバイスユーザーと遠隔で情報を共有する
-
ユーザーの応答: デバイスユーザーからフィードバックなどの情報を収集する
デバイスユーザーが送信した応答は暗号化されません。メッセージ機能を使用してデバイスユーザーから機密情報を収集することは推奨されません。
ロゴやテキストフォーマットを使用してメッセージに視覚効果を加え、デバイスユーザーにどのように表示されるかをプレビューで確認することができます。
メッセージはすぐに送信することも、将来の日付でスケジュールすることもできます。デバイスユーザーがログイン中の場合、デバイスがメッセージを受信次第、メッセージが前面に表示されます。ログアウト中の場合、次回ログインしたときにメッセージが表示されます。
ユーザーがデバイスに遠隔で接続した場合でもメッセージは表示されることに注意してください。
メッセージはユーザーではなくデバイス向けに送信されます。複数のユーザーが同じデバイスを使用している場合、メッセージはすべてのユーザーに表示されます。ただし、デバイスユーザーの一人が応答またはメッセージの確認応答を送信したらすぐに、メッセージ送信リクエストはそのデバイスで完了したものとみなされます。

複数のリクエストで同じメッセージを使用したい場合、設定 > メッセージエリアで編集可能なメッセージテンプレートとして作成することができます。または、リクエストの送信時に新しいメッセージを作成し、そのメッセージを後で使用できるようにテンプレートとして保存することもできます。
操作を開始しやすくするため、メッセージエリアには以下の Absolute テンプレートが含まれます。
- Device Geofence Alert
- Windows Patch Reboot Reminder

メッセージ送信リクエストを送信するには、ユーザー役割にメッセージ送信を実行する権限が割り当てられている必要があります。すべてのデフォルト役割 (ゲストユーザー役割を除く) にはこの権限が付与されています。
アクションリクエストでメッセージ送信リクエストのステータスを確認するには、ユーザー役割にメッセージ送信を表示する権限が割り当てられている必要があります。すべてのデフォルト役割にはこの権限が付与されています。

メッセージ送信リクエストは、以下のいずれかのオペレーティングシステムを実行しているデバイスでサポートされます。
- Windows または macOS の対応バージョン
- 最新バージョンの Chrome OS
デバイスが Absolute モニタリングセンターに定期的に接続している必要があることに注意してください。
メッセージ送信リクエストは、以下のデバイスではサポートされません。
- 未解決の盗難レポートがあるデバイス
- エージェントステータス デバイスの Secure Endpoint Agent の動作状態。可能な値は、アクティブ (デバイスのエージェントが Absolute モニタリングセンターに接続していることを示す)、非アクティブ (以下のいずれかを示す: デバイスが別のアカウントに移動されている、デバイスが登録解除されたが再アクティブ化が設定されている、または工場でデバイスの Persistence が有効になっているがデバイスがまだ Absolute モニタリングセンターにコールしていない)、無効 (エージェントが削除対象となっている、または登録解除されたデバイスから削除されていることを示す)です。非アクティブなデバイスおよび無効なデバイスは、ライセンスを消費しません。 が「非アクティブ」または「無効」に設定されているデバイス

デバイスユーザーからフィードバックなどの情報を収集するメッセージを作成する場合、応答を保存するためのカスタムデバイスフィールドを作成する必要があります。ユーザーがメッセージへの応答を開始したら、該当するカスタムデバイスフィールド列をレポートに追加することで、その応答を表示できます。
既存のメッセージテンプレートを使用する予定の場合、または情報メッセージを作成する場合は、この事前作業を実施する必要はありません。
ユーザー応答フィールドを作成するには:
- ナビゲーションバーで
設定 >
カスタムフィールド > デバイスフィールドの管理をクリックします。
- カスタムデバイスフィールドの作成をクリックします。
-
フィールドラベルに、フィールドの名前を入力します。
カスタムフィールド列がレポートに追加されたときに、この値が列ヘッダーに入力されることになります。
-
フィールドタイプで、以下のいずれかを実行してフィールドを作成します。
- デバイスユーザーがそのフィールドに応答を入力できるようにするには、テキストを選択します。
- デバイスユーザーが日付を入力できるようにするには、日付を選択します。
-
デバイスユーザーが選択できるオプションのリストを作成するには:
- ドロップダウンリストを選択します。ページが更新されます。
- ドロップダウンリストの値フィールドに、フィールドのドロップダウンリストで表示させたい値を入力します。各値はカンマで区切ります。
- 保存をクリックします。
-
作成したいカスタムフィールドごとに、ステップ 4 と 5 を繰り返します。
アカウントごとに作成できるカスタムフィールドは 20 個に制限されています。この上限に近くなったら、以降のエンドユーザーメッセージではユーザー応答フィールドを再利用することを検討してください。そのフィールドのデバイスユーザーの以前の応答は上書きされ、応答履歴は保存されないことに注意してください。

リクエストを送信するには:
-
1台のデバイスにメッセージを送信するには
デバイスのデバイス詳細ページで、
メッセージを送信をクリックします。メッセージを送信ダイアログが開きます。
複数デバイスにメッセージを送信するには
- ナビゲーションバーから、メッセージを送信アクションをサポートするページを開きます。たとえば、デバイスエリアのすべてのデバイスページを開くか、メーカーとモデルレポートを開きます。
- 検索フィールドまたはフィルターを使用して、メッセージを送信したいデバイスを検索します。
-
結果グリッドで、リクエストに含めるデバイスをそれぞれ選択します。すべてのデバイスを選択するには、結果グリッドのヘッダーにあるすべて選択チェックボックスを選択します。連続したデバイスを選択するには、最初のデバイスを選択し、Shift キーを長押ししながら最後のデバイスを選択します。すべての選択を削除するには、すべて消去をクリックします。
-
メッセージを送信をクリックします。メッセージを送信ダイアログが開きます。
または、デバイス識別子のファイルをアップロードし、リクエストを送信することができます。
- [オプション] ダイアログの上部にあるメッセージ - <日付> をクリックし、このリクエストをアクションリクエストで特定および追跡しやすくなるようなリクエスト名を入力します。
- [オプション] 説明を追加 (オプション)をクリックし、リクエストの説明を入力します。
-
- Absolute モニタリングセンターに接続してすぐに (通常は 15 分以内) 各デバイスにメッセージを表示するには、次回の接続時オプションを選択します。
-
メッセージのスケジュールを設定するには、指定日以降を選択し、フィールドをクリックして、メッセージを表示する日付と時間 (ローカルデバイス時間 サーバー時間とは逆に、デバイスのローカルタイムゾーンで表した日付と時間。コンソールでは、ローカルデバイス時間はデバイスから収集された利用状況データと、一部のデバイスアクションリクエストのスケジュール設定時に適用されます。) を選択します。本日の日付にも対応しています。
デバイスのタイムゾーンですでに経過した時間にメッセージをスケジュールすると、次回の接続後にメッセージが表示されます。
-
以下の1つを実行します:
メッセージテンプレートの使用
既存のメッセージテンプレートを使用する場合、このセクションの手順に従ってください。
テンプレートを使用するには:
- メッセージを送信をクリックし、リストからメッセージを選択します。このリストには、
設定 >
メッセージエリアに保存されている、すべてのエンドユーザーメッセージのテンプレートが含まれます。Absolute テンプレートを選択するには、リストの下までスクロールします。
- [オプション] メッセージ名をクリックして編集します。メッセージ名を編集しない場合、メッセージ名は、選択したエンドユーザーメッセージテンプレートの名前にデフォルトで設定されます。
-
以下の1つを実行します:
- メッセージをそのまま使用するには、ステップ 6 に進みます。
-
メッセージを編集するには、以下を実行します。
- 画像を更新するには、画像がすでに指定されている場合は削除をクリックし、その後画像をダイアログにドラッグするか、参照をクリックして選択します。画像ファイルは .png または .jpeg 形式とし、4 MB 未満としてください。画像はデフォルトで中央揃えになります。
-
必要に応じてメッセージ本文を編集します。メッセージエディターツールバーのツールを使用して、テキスト形式を調整できます。画像や表を挿入することもできます。メッセージは 15,000 文字を超えないように注意してください。
メッセージにデバイス固有の情報を追加する
カスタムデバイスフィールド変数を使用してメッセージにデバイス固有の情報を追加することができます。メッセージを生成すると、変数がデバイスに割り当てられている値に変換されます。
例 デバイスユーザーの部門である「経理」という単語をメッセージに表示したいとします。部門カスタムデバイスフィールドをメッセージに追加します。メッセージが生成されると、変数の場所に「経理」と表示されます。 カスタムデバイスフィールドを追加するには:
- テキストボックス内で、カスタムデバイスフィールドを挿入する場所をクリックします。
-
変数を挿入をクリックし、リストからフィールドを選択します。
デバイス名およびシリアル番号をリストから選択することで、メッセージにデバイスの識別子を含めることができます。
- フィールドのドロップダウン設定はラベルのままにします。
- 追加したいカスタムデバイスフィールドごとに、これまでのステップを繰り返します。
情報メッセージを作成する
ポリシーの変更、指示、お知らせなど、デバイスユーザーと共有したい情報を含む新しいメッセージを作成するには、このセクションの次の手順を実行します。
情報メッセージを作成するには:
- [オプション] 「メッセージを選択」フィールドで、タイトルなしのメッセージをクリックしてメッセージ名を編集します。メッセージ名を編集しない場合、メッセージ名はタイトルなしのメッセージにデフォルトで設定されます。
- メッセージのヘッダーに画像を追加するには、画像をダイアログにドラッグするか、参照をクリックして選択します。画像ファイルは .png または .jpeg 形式とし、4 MB 未満としてください。画像はデフォルトで中央揃えになります。
-
メッセージエディターツールバーのツールを使用してメッセージ本文を入力し、テキスト形式を調整します。画像や表を挿入することもできます。メッセージは 15,000 文字を超えないように注意してください。
メッセージを保存すると、システムがメッセージの内容を検証し、Absolute サーバーまたはエージェントがクロスサイトスクリプティング (XSS) などのインジェクション攻撃にさらされる可能性のある HTML タグまたは属性は、自動的に削除されます。その結果、稀なケースとして、メッセージ本文に適用されたフォーマットが変更されることがあります。
メッセージにデバイス固有の情報を追加する
カスタムデバイスフィールド変数を使用してメッセージにデバイス固有の情報を追加することができます。メッセージを生成すると、変数がデバイスに割り当てられている値に変換されます。
例 デバイスユーザーの部門である「経理」という単語をメッセージに表示したいとします。部門カスタムデバイスフィールドをメッセージに追加します。メッセージが生成されると、変数の場所に「経理」と表示されます。 カスタムデバイスフィールドを追加するには:
- テキストボックス内で、カスタムデバイスフィールドを挿入する場所をクリックします。
-
変数を挿入をクリックし、リストからフィールドを選択します。
デバイス名およびシリアル番号をリストから選択することで、メッセージにデバイスの識別子を含めることができます。
- フィールドのドロップダウン設定はラベルのままにします。
- 追加したいカスタムデバイスフィールドごとに、これまでのステップを繰り返します。
- 新しいメッセージを保存して、今後使用できるようにするには、メッセージをライブラリに追加チェックボックスをオンにします。
設定 >
メッセージエリアで、メッセージテンプレートの閲覧および編集が行なえます。
ユーザー応答メッセージの作成
デバイスユーザーの応答を求めるメッセージを作成するには、このセクションの手順を実行してください。
ユーザー応答メッセージを作成するには:
- このメッセージタイプで必要な事前作業を実施していることを確認します。
- [オプション] 「メッセージを選択」フィールドで、タイトルなしのメッセージをクリックしてメッセージ名を編集します。メッセージ名を編集しない場合、メッセージ名はタイトルなしのメッセージにデフォルトで設定されます。
- メッセージのヘッダーに画像を追加するには、画像をダイアログにドラッグするか、参照をクリックして選択します。画像ファイルは .png または .jpeg 形式とし、4 MB 未満としてください。画像はデフォルトで中央揃えになります。
-
メッセージエディターツールバーのツールを使用してメッセージ本文を入力し、テキスト形式を調整します。画像や表を挿入することもできます。メッセージは 15,000 文字を超えないように注意してください。
メッセージを保存すると、システムがメッセージの内容を検証し、Absolute サーバーまたはエージェントがクロスサイトスクリプティング (XSS) などのインジェクション攻撃にさらされる可能性のある HTML タグまたは属性は、自動的に削除されます。その結果、稀なケースとして、メッセージ本文に適用されたフォーマットが変更されることがあります。
ユーザー応答フィールドを追加する
事前作業で作成したカスタムデバイスフィールドを追加するには:
- テキストボックス内で、カスタムデバイスフィールドを挿入する場所をクリックします。
- 変数を挿入をクリックし、フィールドを選択します。
- フィールドのドロップダウンをクリックし、以下のオプションのいずれかを選択します。
- 必須入力項目: ユーザーの応答は必須です。このフィールドに値を指定しない限り、ユーザーはメッセージの応答を送信できません。
- 入力: ユーザーの応答は任意です。メッセージのフィールドの下に、「オプション」という文章が表示されます。
- ラベル: このオプションに関する詳細については、次のステップを参照してください。
入力オプションでは、値がすでにデバイスのカスタムデバイスフィールドに割り当てられている場合、その値がメッセージに表示され、デバイスユーザーがその値を編集することができます。
メッセージにデバイス固有の情報を追加する
カスタムデバイスフィールド変数を使用してメッセージにデバイス固有の情報を追加することができます。メッセージを生成すると、変数がデバイスに割り当てられている値に変換されます。
例 デバイスユーザーの部門である「経理」という単語をメッセージに表示したいとします。部門カスタムデバイスフィールドをメッセージに追加します。メッセージが生成されると、変数の場所に「経理」と表示されます。 カスタムデバイスフィールドを追加するには:
- テキストボックス内で、カスタムデバイスフィールドを挿入する場所をクリックします。
-
変数を挿入をクリックし、リストからフィールドを選択します。
デバイス名およびシリアル番号をリストから選択することで、メッセージにデバイスの識別子を含めることができます。
- フィールドのドロップダウン設定はラベルのままにします。
- 追加したいカスタムデバイスフィールドごとに、これまでのステップを繰り返します。
-
新しいメッセージを保存して、今後使用できるようにするには、メッセージをライブラリに追加チェックボックスをオンにして、必要に応じて新しいメッセージテンプレートの名前を更新します。
設定 >
メッセージエリアで、テンプレートの閲覧および編集が行なえます。
- メッセージを送信をクリックし、リストからメッセージを選択します。このリストには、
- メッセージに表示される送信ボタンのラベルを変更することができます。ラベルを置き換えるには、送信をクリックしてテキストを編集します。ラベルに使用できるのは最大 14 文字です。
-
-
メッセージが重要で、ユーザーに直ちに応答してもらいたい場合、デスクトップに重要メッセージとして全画面表示の隣りにあるチェックボックスをオンにします。ユーザーが応答するまで重要メッセージを閉じることはできませんが、最小化はできることに注意してください。
このオプションは、メッセージにウェブページへのリンクが含まれる場合は利用できません。
-
メッセージへの応答を後に延期することを許可する場合:
- 参加者にスヌーズを許可の隣りにあるチェックボックスをオンにします。
-
表示されるフィールドをクリックし、ユーザーがメッセージをスヌーズできる回数を選択します。デフォルトは 3 回、最大で 5 回です。
メッセージがデバイスに表示されるたびに、ユーザーはメッセージをスヌーズする時間として 30 分、1 時間または 3 時間を選択できます。
-
- プレビューをクリックしてメッセージを見直し、ユーザーに正しく表示されることを確認します。
(戻る) をクリックするとプレビューモードが終了します。
- 完了したら、 をクリックします。
メッセージ送信リクエストが送信され、そのステータスがアクションリクエストで保留中となり、「エンドユーザーメッセージがリクエストされました」イベントがイベント履歴に記録されます。
リクエストは、Absolute モニタリングセンターへの次回の正常な接続時に各デバイスに展開されます。これは、デバイスがオンラインであると仮定して、Absolute Resilience アカウントでは数分以内、Absolute Control アカウントでは 15 分以内に発生します。リクエストにデュアル認証が必要な場合、リクエストはアクションリクエストの承認保留中セクションに残ります。リクエストが承認されるまで、このアクションはデバイスに送信されません。メッセージを将来の日付にスケジュールした場合、スケジュールした日付まで、メッセージはデバイスに表示されません。
デバイスユーザーは、メッセージの送信ボタンをクリックすることで、メッセージの確認応答を行います。このアクションにより、ユーザーの応答がコンソールにアップロードされ、アクションリクエストでは、デバイスのメッセージ送信リクエストのステータスが「完了」に設定されます。
このメッセージはアクションリクエストでキャンセルできます。

デバイスユーザーがメッセージを確認または応答しなかった場合、アクションリクエストに移動し、メッセージを再送信できます。メッセージのタイトル、画像、および内容を必要に応じて編集できます。もっと見る

ユーザー応答メッセージを作成した場合、各応答を確認することができます。デバイスユーザーがメッセージに応答すると、その応答が各デバイスのカスタムデバイスフィールドに追加されます。これらのフィールドは以下の方法で確認できます。
デバイスユーザーがメッセージに応答すると、その応答が各デバイスのカスタムデバイスフィールドに追加されます。これらのフィールドは以下の方法で確認できます。
- アクションリクエストで、リクエストのメッセージ応答列を確認する
- カスタムフィールドページで個々のデバイスの応答を確認する
- 該当するカスタムデバイスフィールドの列を含むレポートを作成する
新しいレポートを作成するメリットは、各応答がそれぞれの列に保存されること、およびレポートをエクスポートできることです。